「スピリチュアルな1日」本題的なふんわり話

始まる前、女性のプロデューサーさんと、男性の舞台監督さんが出てきて、「もし上演中に大きな地震(余震)が起きた場合」の丁寧な説明有。

紙を持ってしゃべるプロデューサーさんの手がブルブル震えてる。

この客席の安全を守れるのか。それが一番怖いよな。怖いと思う。正直、私も夜遅くまで都内にいるのは怖かった。帰れなくなりそうで、家から歩ける範囲にいたかった。

今だからやろう、そう決断した舞台は、ありきたりな言葉でいえば、人間と霊が繰り広げるハートウォーミングコメディ、なんだけど…。

こんな時だから、日常が響く。悪い人が出てこない、2時間ふんわり笑えてふんわり泣ける話。

キーワードは「大丈夫」なのかな。

主人公が根拠なく好きな先輩に言ってあげる「大丈夫」の一言。

主人公の役は「井上さん(相方)みたいな人」だって言ってたけど、すぐごまかそうとするとか(笑)、ええかっこしいだとか、そーゆーとこと「大丈夫」の魔法が、確かに井上さんみたいだな、とぼんやり思いました。

あと、もう夜の東京怖くないぞ!とも思いましたよ!