むかしも、いまも、いつまでも

「さとし顔太った(大笑)クレイジーラブはもう余裕って感じ…」

「キタくんは少なくとも下向かなくなった。経文とかこれからどんどん良くなるはず。ショータイム前半、キタくん立ち位置がバックセンターじゃなくて、さとしの真後ろ。ごっちゃんと対で、その前に福・ぐー。真後ろで一緒に踊りなさいってことかなー。」

・・・1998年9月12日~14日、の日程でKYOTOKYOに行った時のメモが発掘されたので、その時のまま打ち込んでみています。

当時のわたしはやっとパソコン買って、自宅にネットつないだ頃かなー。誰に見せるでもないメモを、せっせと書き留めていました。

同じメモ帳に、98年11月に行った時のも書いてあったんだけど、そっちに関しては

「それにしても千年!!さとしもぐーもすっっごいよかった」

と書いてある以外に、智さんの記述がない(笑)(一応解説:千年メドレーのことでござる。)

大野智が京都に行ってしまったから、という理由で通い始めたKYOTOKYO、この時私はすっかり関西Jr.にムチューでした…。後述しますが、夏には智さとしと智のことばっかり書いてあるのに、その数ヶ月で何があったわたし。

その1年前、やり始めたばっかりのKYOTOKYOはスペシャル公演(東京からJr.がいっぱい来る)を見た時のメモが残ってました。

「DANCE WAVE フルメンバー。たっきー、自分のとこでスーさんにちょっかい出す→スーさん、うれしそーにたっきーとともに踊る→立ち位置戻る時にコケる→大野に邪魔にされる→町田がそれを見て、ふふふと笑う。間にいた原と国分は笑ってない(笑)」

スーさんは鈴木くんという子で、当時国分‐町田‐鈴木、のチームで京都に乗り込んでおりました。この時のゲストありのスペシャル公演で、走り書きのメモによると、

「たき・つー、にほんぎ、矢代、野田」
「大坂・ゆずる」
「源氏=大坂、竜退治=つばさ、弁慶=滝、牛若=町田(大野)、仮面=博(原)」

といメンバーだった模様ですが詳細をほとんどおぼえていません…。

「ラストの一言MCで、大野が『今日は大坂くんがいたので楽しかった(うれしかった?)』と言ったような気がするけど空耳かも。でも『大坂』と『楽し(うれし?)かった』っていう単語は確かに入っていた。でも別に仲良くもなかったけど(笑)なんでわざわざ言ったんだろう(笑)」

…当時から智さんはあまり変わってないかもしれません(笑)

この時のメモは、あとはもう原・国分・町田・大野・大坂の5人でやった少年隊の「OH!」がどれだけすばらしかったか、というわたくしの絶叫で埋め尽くされています。詳細な立ち位置の図解まである。

「これが見られればおなかいっぱい…もう明日見なくていい…冬コンいらないー」

いらないわけないだろう全ジャニオタにあやまれ97年のわたし!!

そして翌日もちゃっかり見ているわたくしのメモ。(翌日はメンバーが増えて、どうやらニノがひょっこりやって来ているらしいが、わたくしのメモにはメンバー一覧のとこに「ニノ」と出てくるだけであった。風間、とも書いてあるので、ニノと風間でシンメ扱いで出ていた模様)↓

「DANCE WAVE 俊ちゃんがダチョウのような振付をして、すごくウケた!それ終わった時、町田が笑いながら『ばーか』みたいに声かけてくれた!大野もなんかラストにヘンなことしてた」

「大野のアクロバットは、なんつーか技術があって、米花のように派手ではないのだけど、なんか目をひく、すばらしいアクロバットだなー」

「大野って誰とも似てない、独特の踊り方するよねぇ。しかも色がない。町田は踊り方どうこうっていうよりも、色がついててそれに惚れちゃう感じだけど、大野は技術で持ってってる気がする。対照的でいいなー。でもこの2人は、バックステップでの移動の仕方だけが妙に似ているような気がする。なんとなく。音もなく下がっていくようなところが。そして2人とも千年~現代京都の最初のところでハケる前にちょろっとやるフリーダンスがすっばらしい!」

「大野と町田はすごい高いところを見ているんだなーって気がする。俊ちゃんはそういう人たちとやってきたわけだから、もっと高くを見てほしい。大野と町田と同じ板の上にのせてもらえて、OH!できるなんて、俊ちゃん幸せ者ーそして私も幸せ者ー」

…とってもあたまのわるい文章ですね!しかもすごい上目線だよね!誰に見せるつもりのメモでもなかったけど10年以上たってこうして見るとあたまがわるいよ!(笑)

そしてこの時の結論的なもの↓

「夢のようにたのしい~~~KYOTOKYOの一発大逆転は千年メドレーだよ~あの衣装で千年メドレーーーたのしいーたのしすぎるー」

…あたまがわるすぎるので、別のメモに移動しようとおもいます…。98年7月28日~7月30日のKYOTOKYOサマーフェスティバルメモ↓

「智。Cool。以上」

…この3つの単語が、ものすごく大きな文字で書いてある(笑)衝撃を表したかったらしい。つづきは↓

「登場がイイ。幕の向こう、舞台奥でナナメ向いて、ぽつんと立ってる智。智がバンダナ(ブルー柄付)をまくor周りの関ジャニバンダナ(黒)をまく、の2パターン有。両方ともバンダナ無しじゃダメなのか(笑)。しかし良い。スゴイ。スバラシイ。ラストの智、バク転→ジャンプして開脚→手ついてべちゃっとなる、の連続技がすごすぎる。なんかとんでもない、西にすばるがいるなら、東には智がいるわ!」

おいおい、そこは東にはタッキーと言っておきなさい98年のわたし…。ちなみにこの時はすばるがMステで「愛してる愛してない」を披露して、文字通り一夜でスターになって、「西のすばる」という表現が一般流通しておりましたのです。つづき↓

「なんかホントにすごいんだよこのCoolは・・・智、踊ってるだけなのに(笑)。よくわかんないんだけど、とにかくすごい。上半身も下半身もおんなじくらいよく動く人ってすごいよな・・・バランスがいいんだなーきっと。でもホントもっといろんな人に見てほしいーこれ!!すげーのよすげー子がいるのよーっ!歌も上手だし!星屑のスパンコール、出だし忘れてコーラスだけになってたけど(笑)。エクスキューズの、♪僕は君をえらべない♪の、『い』の歌い方が良すぎ・・・。でもぼけっと聞きながら思ったことは、智の声で一番ぴったりくるのは冬のリヴィエラじゃないかなって(大笑)(でもきっと上手だよーほんとにー)。あとはなんだろうなぁ、あ、太鼓!二の腕!がみえてたの、ソデたくしあげてて!なんかとってもダーリンって感じで叩いてた。で、どうでもいいんだけど、智ってやせないの(笑)。ぷくぷくっつーか、ふくふくしてて、筋肉質には見えなくて、さとしさん、って感じで、安心する。すごいのに。智ってコンスタントにすごいよなー」

・・・書きすぎです98年のわたし・・・転記して打つの疲れます・・・。とにかくこの時は智さとし智なメモ↓

「今日見てて気がついたけど、夜空ノムコウ→DANCE、のとこの、仮面のついた幕の引っ張り上げ方が、智はすばらしいのね。すーごく自然で、しっかも振りがかっこいい」

全体的には、智を絶賛しつつ、「鎌田の迷いが前面に出ている」とゆって鎌田を心配し、関西Jr.の塩田くんに惚れ、女寺を誉めている、という雰囲気なわたくし。

これより少し前、98年6月19日~21日↓

「ヤンジャニ(ヤングジャニーズ)チーム、智がマジックだけやりに出てきた。13時~は最初の紫布を3つの仮面にひっかけるところでミスって、布が床に下がっちゃって、智その布自分で踏んじゃって;;その後、傘と一緒に出す時に外す赤い仮面を、前のやつ外す時に一緒に落としちゃって(顔から落ちたの…)周りが必死で拾ってるし;;金シャラはノーミスだったものの、あれってひとつミスると連鎖反応でがたがたになるから・・・いやー、手に汗握った!でも、果敢にも傘の一回転には挑戦してて、でも定位置ではキャッチできなくて(笑)一歩踏み出してキャッチしたのがラブリー。でも、15時~はノーミス。なんか、最初の紫布と仮面をひっかけるのが苦手みたい。でもきっとすぐできるようになっちゃうんだろうな」

「智の竜退治×3回見たんですが、ちゃんとストーリーがある~!こう、生贄の少女を『・・・?』って見るとことか、巨大竜の気配にハッとして振り返るところとか、宙に浮く生贄の少女に『あっ!』て感じで手を伸ばすところとか。刀の構えは、前。全体的に動きを激しくせず、芝居のひとつとして演っている感じ。で、智がメインの公演になると、マジック→クレイジーラブ→竜→うっしー→夜空、で、うっしーの頃なんかもう智ちゃん汗だっくだく!!ラスト一言『シャワーあびたい・・・』って(笑)。マジックは金のしゃらしゃら途中で止まるし。次の演歌に出てきた純弥が『(大野くんを)見てたんですけど、あの人緊張しないんですよ。緊張という言葉を知らない』って言ってたけど、どうかなぁ。だって私『できない智』なんか初めて見るけど、間が悪かったんだよねなんかね。スムーズじゃなくて、逐一確かめながらやってるっつーか、背中が必死とゆーか。だいたいあんな汗だくにならないよー、単にあっついだけじゃ!びっくりしたよー、ぐっちゃぐちゃな顔した智なんて!でも、クレイジーラブくらいまでは、全然余裕で軽々と智っぽくやってるけど・・・。メイン公演もいいけど、サイドで踊るのも見たい。いや、クレイジーラブのサイドの時、智はロボット振りしてるんだけど、そんなんしてるの智だけなんだよねー。なんつーか、この人の『自分のものにする力』は一級品だなぁ。それもこれも基礎があって、自分の踊り方がはっきりしてるからだろうけど」

そしてこの時のわたくし的上目線なまとめのメモ↓

「マジックはともかく、智にはもっと高度な壁をあげたいなぁ。智でも手こずるくらいのダンスを、それを智がどう踊るかを、一度見てみたい」

・・・これ、1998年の話です。

たぶんね、大野が好きだという属性のひとはきっと、昔も今も、おなじくらい智のことを絶賛しつつ、もっと上を!もっと上を!って、思ってるんだろうなぁ、って、思ったのです。

そして、智くんという人は、もっと上!もっと上!と好き勝手に叫ぶギャラリーの上を、うるせーなぁって顔してちょっと笑いながら、それよりもさらにはるか上を、ふわふわと浮かんでいるような、そんなイメージがあるのです。

勝手にわーわー言ってるわたしたちのはるか上を、ふわふわと浮かんでいる。昔も、今も。願わくば、いつまでも。

ずっと、わーわー言わせてくれて、ありがとう。

辞めないでくれて、ありがとう。

おたんじょうび、おめでとう。

今年もそれを言わせてくれたこと、ありがとう。

そして、あの頃せっせと京都に通っていたみなさんに声を大にして伝えたい!

大野智は、30歳過ぎても、第一線で踊ってるよ!