今日の亮太さんのこと PLAYZONE8/6ひとりよがりなおぼえがき

アンダルシアで、片手を上、片手を横、の姿勢でターンする瞬間、ぐきっ、って音がするような様子で一瞬硬直した。

これは…腰やりましたね…筋伸びちゃった感じですかね…と考える間もなく普通に踊り出し、膝つく姿勢も問題なくスピードも落ちず最後まで踊りきって一幕が終わった。

7月の始めあたりはあきらかにかばっていた膝は日に日に大丈夫になっていくようにみえたけど、7月の終わり頃、アンダルシアの同じ場所で突然スピードが落ちて次の動きまで少しだけ遅れたことがあった。一心不乱に双眼鏡で見ててようやく気づくくらいだったのだけど、本人が一瞬、むぅっ、とした顔をしたので、あぁ、今のはうまくいかなかったんだな、と思う程度の。

あの振りすごく丁寧にやってて綺麗なんだけど、体に妙な負荷がかかるのかな~と思っていたその個所で、ぐきっ、ときてたので、あ~この振りやっぱ腰にくるのかも~、とか思ってみたりしていた幕間。

二幕一曲目、情熱の一夜。

何事もなくいつものように踊り出し、でも、痛い、ということに踊りながら本人が気づいた。

普段通りに踊れるし走れる、けど、多分少し横にひねるような動きの時に痛い。見てる限りではそんなふう。

首から下は動いてるけど、表情つくるのはキツそう。真顔のとこだからいつもと一見変わらないけど、あきらかに蒼白。

痛い、時の亮太さんは、今夏見てる限りでは、いったい!いったいんだよもー!…的に、明るく発散するような痛い顔をすることはあった。

でもこの時は、痛い…痛い…痛いわやっぱり…、的な、内側に入りこむような雰囲気で。動けているから大丈夫なんだろうけど、ひどくはないんだろうけど、でも今痛いんだよね;っていう蒼白さ。

みゅうとさんが前に出るとこ、いつもみゅうとさんが一瞬振り返って亮太さんに何かしら仕掛けてきてるらしいところ。

亮太さんが笑いを堪えて、悪いニヤリになるところ。

今日は、みゅうとさんに反応できなかった。

そっち見るどこじゃなく、蒼白なまま固まってた。

え、え、動けてるから大丈夫だと思うけど、もしかしてだめ!?痛い、んだよね、え、大丈夫!?でもちゃんと動けてるよ大丈夫だよ…!

…と、内心パニック気味の私の双眼鏡に次に飛び込んできたものは。

前に出てくる時、左腕を伸ばして、肩を抱える…と思いきや、左手で、ちょん、と亮太さんの上着の肩のあたりを引っ張っていった辰巳先輩だった。

亮太さんの上着が辰巳先輩に引っ張っられて、はら、と少しだけ肩がはだける。

そうされて、え、なに、なんだよー、みたいに。笑いを堪えようとして、堪えられない感じで、亮太さんが笑ったの。

その一瞬で蒼白な雰囲気が消えて、笑いがおさまった時には、いつもの真顔。

いつもの、亮太さん。

間奏で集まった時、っしゃあ!みたいな気合い入れの掛け声も出して、踊り出す。蒼白な感じはおさまったけど、いつもより真顔。

ヘンな言い方だけど、すごく綺麗。

辰巳が何を思ってそうしたのかなんてわかんないし、偶然だったのかもしれないし、でも、すごくすごく優しい左手だった。

ハニビ。イントロで立ち上がった時、いつもすごく笑ってるのに笑えない。

必死。

でもちゃんと体は動いてる。

笑って、笑って、笑って、って。

歌詞に合わせるように、笑顔になる。

でも、固い表情。

それが、上手でThey3人集まる時に、すーっと固さがとれたんだよね…。

すーっと、いつもの顔に、戻った。

内側に抱え込んで痛がってたのはここまでで、あとは、時々痛くても、それは外側に明るく発散する、いつもの亮太さんだった。

よく遊びよく学べ。

この曲から完全に元通り。

途中、膝ついて反った姿勢の時、一瞬後ろ向く優馬が多分笑かしてくるのに、「おまえ~!」的に口が動く。

全然痛そうでもない。

ひたすら、楽しそう。

フラワー。客席降りる。

通路歩きながら「どーも、どーも!」って言ってるらしいというのは知ってたけど、今日初めてその「どーも!」を聞けた。

ほんとに、「どーも!どーも!」って言ってた。

にっこにこしてた。

勝手に泣けた。私が。

お祭り忍者。

さすがに疲労気味(笑)

暗がりで台に上る時、一瞬しめかけさんの肩に両手かけていつもはすぐ離しちゃうんだけど、今日は肩から手を離さなかった。

最後のダッシュ、最初すごいきつそう。

でも途中からスピードあげて池ちゃんとタッチもして終了。

星屑のスパンコール。

段差は普通に降りれる。つらそうでもきつそうでもない。大丈夫。

Guys。

いつものように、いつものGuys。

痛そうな素振りはまったくない。最後のアクロもいつもより速いくらいで、江田くんに遅れず走ってって、ぱん!ってした後、2人でがっと肩組み合ってジャングルジムの後ろまで。

ジャングルジムの中を移動しながら、出会う人と片手でハイタッチ。いつものように。

そこへ。

双眼鏡の中の亮太さんへ、ジャングルジムの外側から、すーっと手が伸びてきた。

その手に、ぱん!と手を重ねる亮太さん。

双眼鏡はずしたら、伸びてきた手は、林くんの手だった。

いつものように、穏やかに笑ってる林くん。

Guys終わり、思うように踊れないと、江田くんから遅れがちになる亮太さん。

必ず振り返って手を出してくれる江田くんと、逆側から戻ってきて、時々、待っててくれる林くん。

林くんが待ってないでジャングルジム上っちゃう時は、途中どこかで出会った時に必ずぱんっ!てするのがお約束。

最後の群舞の前、ジャングルジムのいつもよりちょっと高い位置から飛び降りちゃって、痛って!って顔一瞬してて、そりゃそんだけ飛び降りれば背中響くだろうよ、今痛いんだよ忘れんなよ!って、なんか笑ってしまった。

痛いけど大丈夫。いける。

そういう、妙な確信。

こっちは見てるだけで、実際のことなんか全然、知る術もないけれど。

最後の群舞。

HeyYouGuys!って、おっきい声通して、前に出てくる。

気合い。勢い。それと同じくらいの、艶、としか言いようのない、色の見える体の動き。

ラストの音に合わせてジャンプするところで、今日はすごく叫んでた。

言葉で表すなら、咆哮。

ステージ上は、なにかあってから、もういっかい伸びてゆく世界。

ラスト。Liar。

ふぉ~ゆ~とすれ違う時になんかされたらしくて、ニヤリにも我慢できなくて、すんごい笑っちゃってる。

かまってくれる、先輩。

Liar終わり、さすがに、終わってほっとした感がものっすごく出てた(笑)

カーテンコールはいつものとおり。

松崎先輩を見て笑って、They紹介前にスタートのポーズして林くんとがっと肩組んで、優馬の時にリアデラ踊って、しゅたっと立ち位置戻って、福ちゃんにかまってもらって。

幕が閉まる前、めずらしく、ひょこ、としゃがんで手を振ってた。

光一じゃないけど、無理してがんばれ。それしか言えない。

少なくとも、君はここが好きで、周りにいる人のことが好きで、周りにいる人も君のことが好きで、だから君は今まであきらめずに踊ってこれたのだと、それだけは信じていいと思えた。

今日を、見ていて。

君が、世界一楽しそうに踊れる理由はそこにある、と。

2013年のPLAYZONEに出会わせてくれて、ほんとに、ほんとにありがとう!