やっぱり箱が好き ~2013クリエから始まる話

すっごい好きなんすよ!って叫べる期間は長いのかもしれないし短いのかもしれないし、全然わかんないんだということをここずっと考えているので、自分でおぼえとくために書いておこうと思った話。(もう書くの500回目くらいの話…)。

やまもとりょうたくんが踊ってる姿を、24時間飽きずに見ていられるぞ…?あれ?これはまずいぞ?

って認識した時、彼に帰る場所があるということを、正直全然知らなかった。

おたく活動をお休みしていたので、They武道というグループ名も、4が3になったこともうっすらした出来事でしかなくて、2012に見たプレゾンは、よくわからないグループ名で紹介されている時期で、あ~そうか人数変わったから名前変わったんかなー、程度にしか受けとめていなかった。

グループの名前が戻ったことは、確か滝つのドームで知ったのかもしれない。でもそこに彼の姿はなくて、認識して以来しばらくずっと、彼の帰る場所のことを私はまったく知らなかった。

嵐のPopcornを何度か見ながら、これが林くん…背が高い方…、こっちが江田くん…江田くんは知ってるぞ…でも20人の中から探し出せと言われたらわからないかもしれない…、くらいの勢い。秘密のバックについてたヒヨコっぽい黄色衣装の中にいるっていうのは知ってたので、それ見返して勉強してみたりして。

でも、顔面神経衰弱したら、絶対負ける、みたいな。そのくらいの。

そのくらいの知識しかなくて、2013年のクリエに行ってしまった。

単純に、びっくりした。こんっなできる人たちだなんて知らなかったし。

あと、すごい、「いつくしむ」っていう単語をずーっと思い浮かべてて。

ちゃんと帰る場所だし守る場所だし、その場所で生きていこうとして、いつくしみあっている、って。

そこにすっごい、びっくりして。

光一さんが見学来たんすよね、ふぉゆと一緒に。そんで、やらっちが、直前まで自分と亮太はSHOCKで博多にいたから、合わせる時間が全然なくて、亮太は振付けを動画で撮って送ったりしてて、とかゆってくれて。

そしたら、光一さんが「あ~そうだろうな、揃ってねーもん」みたいに言ったんすよw

そう言われて、りょーちゃんしょーちゃん江田ちゃん3人並んでて、ものっすごい、顔にタテ線が浮かんでたんすよw

あ、この人たちは、揃っていない、ということがイヤなのだ、そう言われることは本意ではないのだ…!って、思って。

あれ?すごく意識してるの?3人ということを?って。

あと、びばりさんがいらしてくださった時に。

「でもねぇ、林くん江田くん、あなたたちがいないから、山本くん遅刻しちゃったのよ」

って。やらっちが、

「あー、開演には間に合ったんだけど、その前の円陣にね、いなくて…」

的に説明したんだけど、開演前の円陣っておまえそれ、10分前に着いてねーってことじゃねーかっていうw

もう全然笑いごとじゃないそれを、ひょいっと、ほんとに気軽にびばりさんにぶっこまれてw

さすがにりょーちゃん(><)こんな顔しててw

でも、びばりさんは「あなたたちがいないから」って言うのね。

一瞬、何の話かわかんなくて。でも、その直後に、林くんがすっごいうれしそうな顔したの。

あなたたちがいないから、は、あなたたちがいたら山本くんは遅刻しなかったわ、ってことなんだけど、それは、そういう直接的な話なのではなくて。

ちゃんと3人に見えますよ、っていうか。3人でいるんですね、っていうか。

その前に、びばりさんはりょーちゃんに、「(SHOCKと違って)のびのびしてるわね」って、これも結構なことをぶっこんできててw

キャラクター的に、りょーちゃん、だったら、「そんなことないですよーっ!」って。騒いでみせるのかなって、思ったの。

でも、りょーちゃんこの時全然騒がなくて、ちょっと考えてから、「居心地がいいです」って言ったのね。

びばりさんはだから多分、そこに信頼がみえますよ、っていうことを、言ってくれたんだろうと思って。

それを林くんが理解したから、すごくうれしそうな顔をしたんだろうって、思った、んですよ、その時。

それでね。

3人で、ちょっとだけあったMCの時に。

SHOCKの後、滝沢歌舞伎を見に来ませんでしたよね?って。

淡々と責めるわけですよ、しょーちゃんが、りょーちゃんを。

「SHOCKが延びちゃって(;・∀・)」

とか言いやがるですよ、りょーちゃん。

「延びてませんよね!?なんなら(博多から)帰ってきた日に会いましたよね!?明日来る明日来るって言って、結局来ませんでしたよね!?」

って、しょーちゃんに淡々とたたみかけられて、窮地に追い込まれたりょーちゃんは

「次の曲、」

って、次の曲いこうとしたんすよ。そしたら、しょーちゃんにビシッと

「(次の曲まだ)いかないから!」

って怒られたw

漫才なのかな、って。テンポ完璧だな、って。その隣で江田ちゃんすんごいニコニコしてるの。全部完璧だなこれ、って。思って。

2日間4公演だったその、クリエの最後の日に。

Yes?No?で、一瞬、3人が向かい合って輪になるみたいな振付の時に。

それまで、手を伸ばすだけだったところで、一瞬、一瞬ね、ふっと、3人の手が重なったのね。一瞬だけ、ぎゅっと、そっと、重ねてきたのね。

互いにいつくしんで、その場所を、帰る場所にしていくのかもしれないなぁって、思った、のよ。

この先を見たいなぁ、って、思って。

だから、2014で単独の冠がついた時はほんとに、ほんとにうれしくて。

2013の最後の最後、ニコニコしててほとんどしゃべらなかった江田ちゃんが、「またここに帰ってきたいです」って言ったのがすごく重くて、クリエって、ほんとに、すごく大変な場所なんだ、って思ってて。

だから、2014は、よかったなぁって、ほんとに、ほんとに思ってて。

「やっっっと!」って、りょーちゃん叫んでて。2014。

やっと、なんだ、って。They武道の名前で単独の公演をすることは、「やっっっと!」きた、やっとつかんだ夢なんだ、って。

初日の最後に、ポロポロ泣いちゃうくらい。涙が止まんないくらい、うれしい、ことで。

\ぜいぶどうー!!!/って客席に言わせるの、「きました!」って、めっちゃくちゃ嬉しそうで。

左手を江田ちゃんとつないで、右手をしょーちゃんとつないだら、もう、りょーちゃんは誰とも手はつなげないの。

それでいいと、それがいいと、そう思った瞬間があったのか、なかったのか。

もっとたくさんの手があったらよかったのかもしれないけど。

でも実際には、右手と左手しかなくて。伸ばしても。

そんな2014は、ちゃんと、2015にもつながって。

この先、のことは、ぜんぜん、一切、わかんないけど。

あの時、一瞬重なっていた3つの手に引っ張られて、「やっっっと!」が、もし、もしも、これからも続いていくことができるなら。

先のことなんか、全然、わかんないけど。ね。