ソロコンとふうまくんとSTAGE

部屋とYシャツと私的な(ふるすぎる)。
 
菊池風磨さんのはじめてのソロコンがあります、という話を聞いたのはセク鬱真っ最中の頃で、「はぁ、そうですか」という感想しかなかった。

その前年だったか、中島さんと菊池さんが、うっかりバッティングしてしまったのかその日に同時に呼ばれたのかはわかんないけど、夏にえびと一緒にソロでJr.もみんな混じってやるみたいなやつやりますっていう、このあたりのニュアンスを全然おぼえてないんで恐縮なんですけど、まぁ、夏になんかやります、っていう話を見学に来てたクリエでしてて。
 
自分は、それちょー見たい!って思ってたんだけど、結局その年はやらなくて。

で、セク鬱極まってるその時点でやりますって言われたところで、「なんであの年にやってくれなかったんだよぉぉ」としか思わなくてだね。
申込みとか、あんまり真面目にやらなくて。
 
その頃ふうまくんは積極的にセク鬱に言及するタイプのフレンズで(今もだよ!)、そこかしこでボヤを起こしていたんですが(今もじゃねーか!)、まぁそんなこんなで、ぶっちゃけ、ソロコンのチケットは全然取れなーい、とかいうわけじゃなかったんで、真面目にやらなくてもチケットは手元にやってきて。
 
タイトルが発表されても、風 is a Doll? って、なにその中二全開のやつ!?いや中二なのは知ってるけど、中二やめないでほしいけど、ものには限度ってもんがあるんだぞ!?
…って、まじめに思っていました本当にすみませんでした…。
 
結果的に、風isはほんとに、エモいの大好き星人のわたくし的には文句のつけようがなくてですね。

 そして、その風is a Doll? の最終日。ダブルアンコール。

自分の個人名の曲はやったけど、Sexy Zoneの曲を頑なにやらなかったふうまくんが、ダブルアンコールで初めてかけたSexy Zone(曲)。

 

このひと、帰る気あるんだ…!戻る気あるんだ…!

って、思って。

帰る気と変える気があって、戻る気があるんだったら、そこは信じるよ!

って、思って。
 
そして、その年の秋、カラフル Eyes が出た。
相変わらず積極的に過去に言及するタイプのフレンズなので、日々どこかしらが燃えていた。
春に5人のツアーがあった。
ふうまくんは、MCがんばってる印象だった。
5人になったらもっと売れると思ってた、みたいなことが活字になったりして、やっぱりどこかが燃えていた。
 
そして、また、夏に、ソロコンがあった。
この夏のソロコンの初日。ふうまくんは、夢がある、と言いだした。
 
Sexy Zoneになりたいです」
 
たしかにそう言って、この言葉には虚を突かれた気がした。

 そして、この時の最終公演で、最後に北斗が叫んでくれた。

「元メンバーとして風磨のことを誇りに思います!」

 

ふうまくんは、Sexy Zoneに、なれるのだろうか。

 

そして、8月25日に、TDCの中島健人ソロ公演に菊池風磨が現れた。

その前の週、8月16日。びーびー泣きながらソロ公演の最終日のあいさつをしていたふうまくん。

原めぐのことを、昔から2人でいつも振付練習してて、そんな2人が今でも2人で踊ってるのはいいなって思う、そんなふうに言っていた。

嫉妬します、って、言っていた。

「嫉妬します」なんてさ、それを聞いて、ふうまくんだってうらやましい存在がいるじゃん、って、思わないわけにはいかないし。

本人もわかってたとおもう。いい・悪いじゃなくて、そういうもの、じゃん、シンメっていうのはさ。

 「Sexy Zoneになりたいです」

に、嘘はないと思ったから。わざわざ原めぐの話出したのも、「嫉妬します」って言ったのも。

Sexy Zoneに、なりたいからじゃん。

それに、結構好きじゃん、めちゃめちゃ好きじゃん、Sexy Zoneのこと。

ソロコンの最後には、いつだってちゃんと帰っていったじゃん。

だから、8月25日のTDCの2バルに、どうしていいかわからない顔したふうまくんをみつけた時、「ふうまくんが動いたんだ…!」って思ったし、「Sexy Zoneになりたいんだ…!」って思ったし、「なれるよ!」って、思った。

 

それから、秋をこえて冬をこえて。

そうして、春になった。 

STAGE。

 

 あいかわらず言及するタイプの(略)だし、そこかしこを燃やしてる。

離れていった人もいたとおもう、って言う。

離れた方がいいんじゃないかって思ったこともあったとおもう、って言う。

でも、だからこそ、ここに集まって会場をうめてくれる人たちのことを絶対裏切らないから。恩返ししたい、って言う。

これからどうなるのかは、ぜんぜんわからない。

そもそも、今、事務所自体が、社長の寿命と競争してるみたいな状況だし。

でも、ふうまくんの言うことなら、信じたい。

できれば、これからもずっと、Sexy Zone に、なってください。