独断と偏見と妄想でお送りする『O.N.E』アドバイスポイントを探せ!

翔さんとじゅーんが(別日に)SexyZoneのツアー@横アリに来たよ、っていう流れのメモ。

・SexyZoneのツアーは3月末から6都市をまわり、ラストは5月GW横アリで5日間9公演。

・ステージ構成は、メインステー縦の花道ーセンステー縦の花道ーバクステ、という一直線のもので、外周もムビステもナシ。

・話のメインになるのは「O.N.E ~Our New Era〜」という曲。この曲はツアー初日は、アンコールのなかで歌われていた。その後、前半のラスト、MC前に曲順が移動になっている。

・「O.N.E ~Our New Era〜」は、強めの拳振り上げ系の、決意表明みたいな曲だが、コンサートそのものは、この曲をメインとしては構成されていない。

O.N.Eは、曲が強いんだけど、この曲だけをメインとして構成されてはおらず、構成の山場はあきらかに違うところにあった。なおかつ、コンサート全体は「色」で区分けされていて(ピンク色ブロックではカワイイ系になる、とか)、その色ごとに山場がつくられているので、ツアー当初は、構成がとっちらかっている印象がするという話もあった。

ただ、今かなりSexyZone本人たちがノっていることと、ツアーは育っていくので、横アリの段階ではそれはそれなりにまとまって、いいじゃん!というムードは全体的にあった。

以上が独断と偏見と妄想でお送りする前提。

そして。

・横アリに翔さんが見学に来て→終了後、楽屋でSexyZoneが招待客等々に挨拶してる時間待っていてくれ、15分くらい感想を話してくれた、という話がMCで出た。

・横アリに潤くんが見学に来て→終了後、1時間くらいアドバイスと感想を言ってくれた、という話がMCで出た(なお、じゅーんは見学席で猛烈にメモを取っている姿を目撃されている)。

・以上の出来事について、MCで菊池さんが、翔くんの意見と潤くんの意見が入ってこのコンサートは自分にとって天国みたいだ、という趣旨のことを言った。

ということがあったので、翔さんおよびじゅーんは、コンサートを見て、何かしらのアドバイスを直接本人たちにしており、その意見を取り入れた結果として、何かしらの部分が変わったのではないか、と推察されるという話。

以上が前置き。

翔さんが来た翌日に変更されたこと。

・O.N.Eの最後のサビの部分。

前提のとおり、O.N.Eは当初、アンコールで歌われていたので、振付がついていなかった。MCの前に移動させた時も、O.N.Eの直前の曲が、センターステージのみでがっつり踊るタイプのものだったため、その後のO.N.Eはバラけて歌い、バラけたまま会場全体を煽る形で終わってMCに突入していた。

それが、

・最後だけ、センターステージに5人集まって、外側(客席側)向いて円になって、そろって拳を突き上げてサビを歌い、ラストのところでメインステから上がる特効を指さすような振付が追加

っていう変更が入った。

こっからは170%妄想なんだけど。

構成の基本は菊池さんで、そこにみんなの意向が入っていく形でつくられていて、そして多分、O.N.Eの置き所に迷っていた。

来たのが翔さんだから、兄貴、あれどう思いますか、くらいは聞いててもおかしくない。

「集まる」っていうことがこの曲に合うんじゃないの、くらいは言うだろう、って思った。

で。その後、じゅーんが来た。

じゅーんが来た翌日に変更されたおもなこと。

・O.N.Eで集まった時に、センステを結構高い位置まで上げた。

・メインステの特効鳴る前にスタンド下の電光をぐるーっと一周光らせて、光の軌跡を追うような振付になった。

・アンコールのSZ(曲)の、サビのところをメインステからバクステまでの縦花に等間隔で並んで踊るようになった(これは、もともとこの時に菊池さんがバクステの客席にファンサービス的に、わざとガシガシ踊ってたのを、みんなでやればいいんじゃ?っていう話になったんだろうと思う。バラけてていいけど、その中にポイントつくった方が盛り上がるよね、っていう話)。

・(中島ソロでセンステがちょっと上がるようになったのは、関連があるかないかに確信が持てないので割愛)。

やっぱりね、O.N.Eに手が入ってるんだよね。

肝になりうる曲だし、決意表明の強い曲ではあるんだけど、この曲メインで全体を構成していないがゆえに、置き所が難しかったO.N.Eに見せ場が追加されている。

でな。

この、ここでセンステを上げる、っていうことが、実はちょっと難しい事情があった。

なんでかっつーと、今回このセンステには仕掛けがあって、センステが5分割されて盆回しができるような、ちょっと特殊な機構になっててな。

このセンステをずっとずっとずっと使わず、本編最後の3曲のみに使って、そこを構成の一番の肝として隠してあったわけなんすよ。

だから、理由があってセンステを上げてなかったわけなんだけど。

こっからは250%妄想。

あそこでセンステ上げればいいじゃん、って言われたら、自分だったら、いや最後にとっといてあるんすよ、って言う。

でも、とっといてある、隠しているのは、センステが「上がること」ではなくて、センステが「5分割されて盆回しできること」なんだよなって、あの、O.N.Eでセンステが上がるのを見た時に、初めて思ったんすよね、私。

センステが「上に上がっていく」のなんか、何百回と見てるわけで、そこが目新しいわけじゃないから、ここでセンステを上げてもいい。隠しているのは、驚いてほしいのは、その後の5分割と盆回しであって、センステが上がることそのものではない。

フツーに上がっていく、フツーのセンステだと見せておいて、実は違うんだ、という驚きになれば、それは当初の「隠してある」目的を達成できて、なおかつ、うまく置き所をみつけられてなかったO.N.Eに、視覚的な効果もプラスできる。

上がっていくセンステは、上がっていく目線と上がっていく拳と、上へ上へ、という歌詞と同調できる。

だからここでセンステを上げてもいいのか…!

…って、すごく感心した(私が)。

以上、独断と偏見と妄想でお送りしたまとめとしては、特にものすごーく何かが変わったわけでもないんっすよね、って。ただ、置き所に迷ってた曲が、「集まってセリ上がりで歌う」ことによって、納まるところに納まった感じがした。そのピンポイントが、これだ!っていう実感を生んだ。

っていう話。

ぜーんぶ独断と偏見と妄想だから、翔さんもじゅーんも、実は感想しか言ってないかもしれないよっていうことで、話半分でおねしゃす!

なお、タイトルはジャニーズ銀座@クリエの「やったぜ追加公演!」に引きずられた結果なので気にしないでほしい!嶺亜さんおめでとう!