グループ活動ってなんやねん!?

なんやねん!?って書いてるけど着地は肯定的になってるからよろしくな!

何事もなかったかのように書き始めますけどまあ名古屋行ったよね。現状のわたくしのスタンスは、なんでもりょうちゃんのやりたいことをやりたいようにやったらええ、好きにしたらええ、集金が必要ならフォーマット用意してもらえれば金は払うし、ステージ見せてもらえるならできうる限り行くし、動画は時々まとめて見るから許してな(動画見るの極端に苦手で15秒で飽きてしまう)、的な感じです。ゆるい。

そんなふうに。

ゆるゆるのまま名古屋行ったら最後半泣きで決意表明された。

私の記憶にある限り、「自分自身が考えていること」を、客席に結構な尺で語りかけたのって初めてじゃないかな。

要約するとまあ、自分はやっぱりグループ活動したいんだ、と。同じ気持ちでいてくれる仲間もいる、と。だから「グループ結成」に向けてがんばっていきたいんだ、という話。

言及したいところは多々ある話なんだけど、私が一番仰天したのは、りょうちゃんがやりたいことが「グループ活動」そのものだったということに今の今まで気づいていなかったこと。いや本人の真意は知らんよ、知らんけど。

なんかね、私は、「グループ活動したい」っていうことを、勝手に、「グループでデビューしたい」とか「CDをたくさん売りたい」とか「グループでデビューして売れてドラマに出る」とか、そういう、「グループのその先で、グループとして、そして本人が本人としてどうしたいのか」っていうことに変換してしまっていたな、と感じたわけですよ。

でも、「グループ活動」って、そうじゃないな、と。「グループ活動」って、グループとしてそこで「人と人が一緒に何かをやっていく」、その過程でおこるすべてのことを指してたのか、って思ったのよ急に。真意は知らんよ、知らんけど。

「でっかくしたい」しか言わなかった時期あったじゃん。目標が具体的じゃねえなーって思ってたの。でっかくしたいなら一人の仕事いっぱいやって名前売らなきゃ、って思ったこともあった。

でも「グループ活動したい」だったんだよ、すべてが。その先の数字や名声でなく、その先のグループや自分自身の未来ではなく、グループとして人と人が一緒に活動するなかでおこるすべてのこと、その毎日の積み重ねのことだったんだ、って。

先の話じゃなくて、今の話をしてたんだ、それに気がつかなかった、って思ったの。概念的な話で、ちっとも現実的じゃないけど。

私もともと気質が箱推しでさ、そういえば昔、楽しかったなって。デビューしてようがしてまいが数字とかそこまで関係なくいられた時代の話ね(昔すぎる)、グループの人と人との間におこりうるすべてのことが面白いし見てて楽しいし愛しいものだと思ってたなって。このグループで売れるか、とか、このグループで何ができるか、とか、このグループの方向性は、とか、あの子にこの仕事が入ったからうちもやりたい、他のみんな仕事あるのにうちだけない、とか、そういうことじゃなかったなって。

グループとして「ある」こと、グループとして「する」ことすべてに、愛しいという感情を持っていたな、って。

だからあのひと、グループ名に「する」って動詞つけてたんだなって。

でも、「する」機会をたくさん持てなかったことに悶々としてたんだなって。

そういうこと、私全然わかってなかったな、って。

30すぎて何言ってんだって話なんだけど、なんか、このひとの言う「グループ活動する」は「生活する」にかなり近くて、「する」としか言いようのないものなのかもしれないなって思って。

大空翼言うところの、サッカーは俺の夢だ、にも近いのかなって。

だとするならば。

在籍中、ほんとに何もしてあげられなかったな、って。一介のおたくにできることなど何もないことは百も承知の上で。わかってもいなかったし、何もしてあげられなかったし、最後は全部の責任かぶせちゃったし、ほんとに、ほんっとに、無理をさせてしまっていただけでなんにもできなかった、って、謎の反省思考になってしまって号泣したよね笑

でも私の中の冷静な私が「それは搾取の思考!搾取される側がおちいりやすい思考!」とも叫んでたよね…笑

私ねぇ、もうエンタメ好きじゃないのね、もう。事務所も遠くになりにけり、っていう生活で、ほぼすべてのグループのFCに入ってたけど99.9%継続しなかった。そうするとまあ一日に来るメールが減る!驚くほど減る! テレビも雑誌もSNSもチェックしないでいると、ジャニーズに触れるのって私の場合は食卓で見る相葉or中丸の二択になるということを知った笑

なるほどエンタメが趣味でなければ首都圏に固執する理由はないんだ、私に移動の自由があるんだ!ってわりと最近気づいたりして、現実にやらなきゃいけないこともそりゃたくさんあるからそれなりに忙しくて、もうエンタメ現場は行くこともないだろうって思ってるの。

でも実際ステージ立ってるりょうちゃん見ると、おそろしいほどに感情が動くね。おそろしいほどに感情が動いて、今のこの感情を後世の私自身のために書きとめておきたい!誰にわかってもらえなくてもいい、後世の私のためなのだから!って気持ちが超久々にわきでてきたから不思議。不思議ねぇ。

ということで唐突に終わりです。先のことはわかんないし、一寸先は闇だけど、りょうちゃんのいる現場なら見たいねぇ、と思ったという、私生きてました報告でした(そんな話だったのか)。